夏の音と光と、甘い思い出

 夏祭り 花火 りんご飴 浴衣

花火大会、屋台、盆踊り――
夏の夜は、心がわくわくする季節です。

地元でも夏祭りが始まりました。
私は小さいころから、
屋台のりんご飴が大好きでした。

ざわめく通りを歩きながら、
夜空に咲く花火を見上げ、
音と光に心躍らせるひととき。

甘い飴と、しゃきっとしたりんごの食感。
その組み合わせが、何とも言えず
嬉しかったのを覚えています。

花火大会は、昔よりも人が増えて、
だんだん足が遠のいてしまいましたが、
近くのお祭り会場で感じる、
屋台のにぎわい――
その楽しさは、今も変わりません。

浴衣を着て、友だちと
毎晩おどった盆おどり――
私が好きだった曲は
「河内おとこ節」「春駒」
軽快な演歌と民謡に飛び跳ねるように
踊る足運び。
夜の空気と一つの輪になって踊り続ける
楽しい時間。

今もテレビで流れる夏祭りの様子に
胸がおどっています。




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